照屋行政書士事務所

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メリット・デメリット

会社設立のメリット

◍取引先や仕入先から信頼を得やすい

会社は商号、住所、代表者、資本金、役員等が登記されますので、一般的に個人事業主よりも信用を得られます。肩書や名刺に「株式会社」とあるだけで、取引先の印象がかなり違うことも事実です。個人事業主の場合は、信用を得るまでに時間がかかることが多いです。

◍1期目と2期目の消費税が免除

消費税は前々事業年度の課税売上高が1,000万円を超える場合に納税の義務がかせられることになっています。資本金1,000万円未満の場合は、2年間は売上高が1,000万円を超えていても消費税が免税されます。

◍融資や資金調達の幅が広がる

金融機関からの融資は法人と個人事業では大きく違います。個人事業で金融機関から融資を受けようとする場合、第三者保証人を要求されるなど、条件が非常に厳しくなります。一方法人の場合は広く融資の可能性が広がります。

◍決算期を自由に決められる

個人事業の場合は12月決算と決められていますが、法人の場合は決算期を自由に決めることが可能です。売上高が極端に多い月があるような事業の場合は、その月を事業年度の最初にくるように決算期を決めることによって計画的に経営できるようになったり、節税対策をより実施しやすくする効果があります。

◍優秀な人材が集まりやすい

採用はやはり法人の方が有利です。働く人にとって、個人事業よりも法人の方が安心感を与えますので採用もしやすくなります。

会社設立のデメリット

◍事務負担の増加

法人化することによって事務負担は明らかに増加します。税金の申告でも、個人事業主の所得税より法人税の申告が複雑で、税理士、公認会計士などの専門家に依頼しないと時間がかかります。

◍社会保険への加入が義務付けられている

法人化すると、社長一人の会社でも社会保険の加入が義務付けられます。社会保険の保険料は、国民健康保険と国民年金に加入する場合に比べて高額になり、従業員を雇う場合には、会社の負担は大きくなります。

◍赤字でも払わなければならない税金がある

法人化すると、毎年税務申告を行う際に、たとえ赤字であっても支払わなければならない税金があります。それが法人住民税の均等割です。7万円はかかると考えておきましょう。

◍会社の設立に時間・コストがかかる

会社を設立するには、定款の作成、登記申請など、時間とコストがかかります。この他に資本金も用意する必要があり、安易に設立はできません。

※当事務所では、電子定款認証を行っておりますので、4万円の節約になります。お気軽にお問い合わせください。

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TEL  098-911-6805
FAX  098-960-8609
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